義理家族との関係以外にこの7年半で変わったことは、難聴になって補聴器を付け始めたことです。
4年前に中程度感音性難聴と診断されました。診断後も少しづつ聴力が低下しています。
普通の会話の音量だと、 子音にあたる200Hz以上の音はほぼ聞こえないので、補聴器を付けないと、声は聞こえるけれど何を言っているのか分かりません。補聴器を付けても、ひそひそ話はほとんど聞こえません。レストランなど雑音の多い場所では、会話についていくのが大変です。
診断される半年ー1年程前から、私が返事をしない、とくまさんが文句を言うことが多くなりました。自分だって人の話をよく聞かないくせに、と怒っていたら、英語だけでなく日本語も聞き取れないことが増えてきて、何かおかしいと思い、病院で検査してもらいました。
補聴器なしでは日常生活に支障がでるレベルです、と検査後に言われました。補聴器はおじいちゃんが使うもの、というイメージしかなかったので、最初はショックでした。(しかも補聴器って高いんです。)
なぜ聞こえなくなってしまったのか、原因はよくわかりません。病院に行く半年前くらいから、喉が焼けるように痛かったり、胃酸過多で胸焼けがしたりしていたので、仕事のストレスが原因かもしれません。
同じ頃、くまさんも原因不明の奇妙な腹痛に悩まされていたので、ひょっとすると、何か体に悪いものにさらされていたのかもしれません。でも、今となってはどうすることもできないし、失った聴力が戻ることはないので仕方がないです。
耳が聞こえにくくなって良かったことといえば、同僚の話し声がうるさくて仕事に集中できないときは補聴器を外せば静かになること、夜中に飼い猫が喧嘩をしたり、雷雨が来たりしてもぐっすりと眠れることくらいでしょうか。